本来ハチミツは自然食品ゆえ生のものです。
蜜蜂が巣の中で羽を羽ばたかせながら風を送り、時間をかけて水分を飛ばします。
この方法ですと相当な時間を要し、また蜜を搾る手間もかなりのものになりますが、当社は手を加えません。
ミツバチ達が働いて、糖度が上がるまで、じっと待ちます。
安心安全かつ非加熱の生ハチミツにこだわります。
ところで、なぜ都会で養蜂なのでしようか。
実は、東京には緑がたくさんあります。
23区だけでも、皇居、御所、御苑、上野公園、代々木公園、駒沢公園等々。
蜜蜂は3〜5キロ飛ぶと言われており、都内のどこにいても養蜂が可能です。
そして大事な事は、農薬の使用がないところに蜜源があることです。
だから安全安心なのです。
養蜂を通して明治神宮、代々木公園など樹木、草花の受粉のお手伝いをしつつ、緑の繁栄に少しだけ貢献できたらと思っております。
ところが、市販されているハチミツの大半は加熱されたものです。
ゆえに一般的には、効率よくハチミツを生産するために薄い蜜を搾り取り加熱して糖度を上げ、かつ発酵しないようにしているのです。
この方法ではハチミツが持つ酵素やビタミン類は熱に弱いため本来の栄養効果は期待できませんし、加熱することによる焦げ臭さも残ってしまいます。
市販されているハチミツの実態…
国内で流通しているハチミツの9割は外国産です。
またその内、8割近くが中国産。
残りはアルゼンチンやカナダ産です。
原材料として輸入されるハチミツは70℃で加熱殺菌することが義務づけられています。
ここでも加熱される訳です。
一方国産についてですが、国産だから安心安全な本物かといえば必ずしもそうではありません。
花の蜜ではなく、人工飼料(砂糖水)を与えてハチミツを効率よく生産している業者もいます。
単なる砂糖ハチミツです。
当社のハチミツは手を加えません。
糖度が上がるので、じっと待ちます。
安心安全かつ非加熱の生ハチミツにこだわります。
蜜蜂の体重は0.1グラム。
一回に採ってくる蜜は、たったの0.03グラム。
スプーン一杯のハチミツは蜜蜂数匹の一生分の成果物です。
一滴も無駄にできません。
砂糖の2/3のカロリーで甘みは3割り増しの自然食品です。
是非、一度、生のハチミツを食べてみてください。